花粉症が増えた理由や原因など

日本では、四人に一人が花粉症にかかっていると言われ、罹患率は近年増加しています。花粉症患者の7~8割がスギ花粉症が原因で発症しています。
花粉症患者が増えてきた背景には、いろいろな原因が絡み合ってる事が多く、また、様々な見解があります。

スギ花粉
スギ花粉の増加
スギは、戦後復興の為に建築材料などの材料として大量植林されました。
スギは成長が早く、日本の木造住宅に適していたからです。
しかし、戦前に多かった木造建築が減っていき、鉄筋コンクリートを用いた住宅の洋風化、マンションの増加など住宅環境は変化していきます。また、海外から木材を安く輸入する事も増えていきました。
それらによって、スギ林は利用される機会が減り、山林に放置される事になったのです。放置された大量のスギが現在猛威を振るっているのです。スギ林
車の排気ガスや工場などが原因の大気汚染
車の排気ガスに含まれている微粒子が、アレルギー症状を起こしやすくさせているとの見解があります。
住環境の変化
サッシの普及で住居の気密性が高まり、ダニやハウスダストが増え、アレルギー体質の人も増えてきました。
食生活の変化
ジャンクフードや肉類などを食べる機会が増えてきました。たんぱく質をたくさん取りすぎるとアミノ酸を分解しきれないまま腸で吸収されることになります。分解しきれなかったアミノ酸は異物と見なされてしまい抗原抗体反応が起こり、アレルギー症状を引き起こすことになります。
ストレス
ストレスを抱えすぎると自律神経のバランスが乱れ、身体の免疫機能も低下しアレルギー症状を引き起こしやすくなります

花粉症は、都会に住んでいる人に多いと言われています。

本来、花粉は土に吸収され再び飛散する可能性は低いのですが、都市部はコンクリートやアスファルトに覆われているので花粉は土に還ることが出来ず、風などで何度も空中に飛散してしまうのです。また、排気ガスやストレスなど都会の方が悪化する要因が多いためではないか?と言われています。

 

 

花粉症は誰でもなりうる⁈

現在、花粉症の症状がない人でもこの先花粉症にならないとはいえません。花粉症の発症には、それまでに吸ってきた花粉の量が関係してきます。たくさんの花粉を吸ってしまうと体が花粉に対する抗体を作り出す可能性が高くなるのでまだ花粉症の症状があまりない人もあまり花粉に接しない方が良いでしょう。同じような環境下でも花粉症になる人とならない人がいるのは、体内に入ってきた異物に対して生まれつき抗体が出来やすいかどう遺伝的要素が関係しているようです。また、生まれつきアレルギー体質の人は花粉症になりやすい傾向があるようです。